FFながら、現在トヨタの最上級セダンとして位置づけられているアバロンに乗った。
Text/トーキョードライブスタッフ TOKYODRIVE Staff
Photo/トヨタ Toyota
筆者は平均して二ヶ月に一度、出張のため10時間ほどのフライトに乗る。 今回は二ヶ月どころではなく、三週間ぶりの10時間のフライトを終えた直後、アバロンに乗り込むことになった。
疲れた体を滑り込ませたアバロンの内装は、ブラックが基調の高級感のあるシートとシルバーと所々に使用したモダンな作りのドアパネルなど、洗練された室内空間が演出されている。
そして特筆すべき点はなんと言ってもインストルメンタルパネル。 未来チックな見た目はレクサスのそれよりも新鮮で斬新だ。 各種メーター類の視認性は悪くないものの、ナビゲーションがタッチパネルではなかったため、操作性が落ちていたのには残念だった。 ACやオーディオをコンとロールするボタン類は全て蓋で閉じられるようになっており、蓋を閉じた様はリンカーン・ナビゲーターのそれと瓜二つ。 大きなフロントウィンドーは見切りもよく、安心したドライブが楽しめる。 最上級モデルとあって、とにかくサイズが大きくリアシートも大人三人が難なくくつろげるスペースが確保されている。
さて片道200キロほどのミッドレンジドライブに出てみると、街中を走っているだけでは気付かなかった点が見えてきた。
まず室内の静寂製の高さは素晴らしく、脱帽もの。 そしV6 3.5Lからプロデュースされる268馬力というパワーは、広大なアメリカのフリーウェイでも十二分なものだ。 一方、高級感があると思っていたシートだが、中・長距離ではほんの少しだけ疲れやすいことが気になった。 これはシートバックの建てつけの弱さが原因のように感じられた。
サイズの大きさからくる広大な室内スペースの確保、高級感、静寂製、エンジンパワーなどそのどれをとっても、まさにトヨタのフラッグシップ、最上級クラスと呼ぶに相応しいアバロンであった
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