Photo: トヨタ自動車 Toyota Motor Sales
Text: トーキョードライブ スタッフ TOKYODRIVE Staff
タンドラはそのデザインもサイズも、全く「日本車っぽさ」を持ち合わせていない。 それもそのはず、タンドラは北米マーケットに向け、トヨタのインディアナ工場で生産されるモデルなのだ。
超人気である北米のフルサイズ・ピックアップトラック・マーケットに乗り込むにあたり、仮想敵に想定したのは当然フォード・Fシリーズ、シェヴィーCシリーズ、そしてダッジ・ラムシリーズである。 人気マーケットに乗り込むにあたり、まずタンドラは多様なラインナップを用意してきた。 大まかにはドアの枚数によりレギュラーキャブ、ダブルキャブ、そしてクルーマックスに分かれ、さらにエンジンサイズにより4リッター、4.7リッター、そして5.7リッターに枝分けされている。
今回試乗した車両は最高モデルにあたるCrewMax Limited 5.7リッターだ。
現車を目の当たりにすると、まずはその全体的なサイズの巨大さに驚かされる。 全く持って常識外れな巨大なボディーなのだ。 しかし、そのボディー全体の大きさに比べ、ベッドが異様なほど小さいことに目を留めると、その理由は超広大な車内空間のせいだと気付くのにそう時間はかからない。 一旦フロントシートに座れば、カムリやレクサスESを優に上回る広々とした室内に驚かされ、さらにそれはリアシートではより顕著なのだ。 なんとタンドラはピックアップトラックながら、リアシートがリクライニングするのだ(CrewMaxに限る)。 前席、後席ともにその室内空間の広さからくる快適性は、今までのどのピックアップトラックより快適で、広さ自体は下手な4ドアセダンより全然広いのだ。
実際走ってみるとトラック特有の突き上げるような足回りと、5.7リッターから引き出される381馬力の代償なのか、14mph(City)/18mph(Highway)という燃費が気になる程度。
町乗りには向かないが、いざ仕事となるとトヨタ・タンドラ以上の相棒は今のところ見つからないだろう。

